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開催予定 常設展 会期:2022-03-11 (金) 〜 2022-03-30 (水)

【2021年度常設展】王朝文化と都市(まち)の歴史

「王朝文化と都市(まち)の歴史」をテーマに士族の履歴を記録した家譜や、首里王府の行政文書、美術工芸品を通して、中世~現代の首里・那覇の歴史と文化を紹介します。


開催予定 企画展 会期:2022-01-07 (金) 〜 2022-03-07 (月)

那覇市市制施行100周年 那覇市・川崎市友好都市締結25周年企画展 首里・那覇を詠んだ詩人・歌人たち

 明治から昭和戦前期にかけて、日本本土から多く知識人が沖縄を訪れ、本土とは異なる歴史・文化、風景、民俗に触れました。彼らは沖縄での思いを文字にし、歌に詠みました。
 今回の企画展では、那覇市歌を作った安藤佳翠、川崎市出身で沖縄出身の詩人とも交流を持った佐藤惣之助など、戦前の首里・那覇を詠んだ県内外の詩人・歌人を紹介します。


開催中 特別展 会期:2021-11-26 (金) 〜 2021-12-26 (日)

朧型の紅型衣裳/朱漆の漆器

特別展示室では、毎月「国宝 琉球国王尚家関係資料」の美術工芸資料および文書資料とともに、王国時代の美術工芸品をご紹介しています。

衣裳は、尚家の紅型衣裳の中から、「朧型」(おぼろがた)の柄の紅型衣裳をご紹介します。
今回ご紹介している紅型(びんがた)衣裳は、すべて表地に「朧型(おぼろがた)」という技法が使われています。
紅型は、布地の上に型紙(かたがみ)を置き、その上からさらに糊(のり)を置いて、色を差して染めます。通常は1枚の型紙を使用して染めますが、朧型(おぼろがた)では型紙を2枚使います。1枚は通常の文様を染める型紙ですが、もう1枚の型紙を加えて地紋(じもん)のように細かい柄を染めることで、複雑で奥行きのある文様を表現することができます。
この朧型は、糊置きや色差しの手間が通常の倍以上かかり、また技術的にも難しいため、現在ではほとんど作られなくなりました。

調度品は11月に引き続き、『朱漆の漆器』と題して、尚家資料と神山(かみやま)家資料、門岡(かどおか)家資料から、王国時代に製作された琉球漆器をご紹介します。
琉球での漆器製作は、15世紀には技術が確立され、16~17世紀に螺鈿(らでん※注1)・箔絵(はくえ※注2)・沈金(ちんきん※注3)技法が発達しました。また、18世紀には高温多湿の気候を生かして独自の堆錦(ついきん※注4)技法が考案され、発達しました。
漆器の中でも、朱漆に沈金で精緻な模様を隙間なく埋め尽くしたものは、王家や上級士族が用いた、格式の高いものとされています。

文書資料は、尚家文書の中から『異国船の来航』『僉議(せんぎ)』と題し、王国時代末期に琉球に到来した欧米諸国の異国船に対する王府の対応を記録した文書をご紹介します。
19世紀になると欧米各国の船がアジア地域へ通商・交易・布教を目的にやってくるようになります。琉球にも、フランスやイギリスの宣教師が滞在するようになります。中でもイギリス人のベッテルハイムは8年の長期に渡って滞在しましたが、常に王府の厳しい監視下におかれ、思うように布教は出来ませんでした。
また、日本へ到来する前に琉球に滞在したペリー艦隊の水夫ウイリアム・ボードは琉球人への暴行事件をきっかけに殺害され、その後、国際問題へと発展しました。
『僉議』は王府の協議の記録文書ですが、このうち今回展示している「咸豊二年六月より同六年三月迄僉議」はウイリアム・ボード殺害事件への対処を記録した文書で、その冊子の厚みから王府にとっていかに重大な議題だったかを読み取ることが出来ます。

王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をどうぞご覧ください。


 ※注1:螺鈿=薄く研いだ貝殻片を漆面に張り付けて文様をあらわす技法。
 ※注2:箔絵=漆面に漆で文様を描き、金箔を貼り付けて文様を表す技法。
 ※注3:沈金=漆面に金具で文様を彫り、金箔や金粉をすり込んで文様を表す技法。
 ※注4:堆錦=着色した漆をこねて作った堆錦モチを文様の形に成形し、漆面に貼り付けて立体的に文様を表す技法。


開催終了 特別展 会期:2021-10-29 (金) 〜 2021-11-24 (水)

白地の紅型衣裳/朱漆の漆器

 11月の美術工芸資料は、染織資料は尚家資料から『白地の紅型衣裳』をご紹介します。
 鮮やかな黄色地のイメージが強い尚家伝来の紅型衣裳ですが、紅型衣裳42領のうち15領が白地の衣裳であり、もっとも高い割合となっています。美しく白地を残し、色彩を際立たせるために、紅型職人たちは糊置きや色差しなどの各工程で細心の注意を払い染め上げました。白地の紅型衣裳は、職人が高い技術と熟練の技で、手間をかけて作り上げた特別なものでした。

 また調度品は『朱漆の漆器』と題して、尚家資料と神山(かみやま)家資料、門岡(かどおか)家資料から、王国時代に製作された琉球漆器をご紹介します。
 琉球での漆器製作は、15世紀には技術が確立され、16~17世紀に螺鈿(らでん※注1)・箔絵(はくえ※注2)・沈金(ちんきん※注3)技法が発達しました。また、18世紀には高温多湿の気候を生かして独自の堆錦(ついきん※注4)技法が考案され、発達しました。
 漆器の中でも、朱漆に沈金で精緻な模様を隙間なく埋め尽くしたものは、王家や上級士族が用いた、格式の高いものとされています。

 文書資料は、尚家文書の中から『異国船の来航』『僉議(せんぎ)』と題し、王国時代末期に琉球に到来した欧米諸国の異国船に対する王府の対応を記録した文書をご紹介します。
 19世紀になると欧米各国の船がアジア地域へ通商・交易・布教を目的にやってくるようになります。琉球にも、フランスやイギリスの宣教師が滞在するようになります。中でもイギリス人のベッテルハイムは8年の長期に渡って滞在しましたが、常に王府の厳しい監視下におかれ、思うように布教は出来ませんでした。
 また、日本へ到来する前に琉球に滞在したペリー艦隊の水夫ウイリアム・ボードは琉球人への暴行事件をきっかけに殺害され、その後、国際問題へと発展しました。
 『僉議』は王府の協議の記録文書ですが、このうち今回展示している「咸豊二年六月より同六年三月迄僉議」はウイリアム・ボード殺害事件への対処を記録した文書で、その冊子の厚みから王府にとっていかに重大な議題だったかを読み取ることが出来ます。


王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をどうぞご覧ください。


 ※注1:螺鈿=薄く研いだ貝殻片を漆面に張り付けて文様をあらわす技法。
 ※注2:箔絵=漆面に漆で文様を描き、金箔を貼り付けて文様を表す技法。
 ※注3:沈金=漆面に金具で文様を彫り、金箔や金粉をすり込んで文様を表す技法。
 ※注4:堆錦=着色した漆をこねて作った堆錦モチを文様の形に成形し、漆面に貼り付けて立体的に文様を表す技法。


開催中 企画展 会期:2021-10-01 (金) 〜 2021-12-26 (日)

2020年東京オリンピック・パラリンピック開催記念企画展 那覇で行われた戦前・戦後のスポーツ・競技大会

 1964年(昭和39)アジアで初めて開催された東京オリンピックの聖火が沖縄本島を駆け巡りました。1973年(昭和48)沖縄の本土復帰を記念して若夏国体が行われ、初めて全国規模のスポ―ツ大会が沖縄・那覇で行われました。
 今回の企画展では、東京オリンピック・パラリンピックの開催を記念して、戦前・戦後、那覇でどのようなスポーツ大会、競技大会が行われたのか、その歴史・内容を紹介します。

※この企画展は7月22日~9月27日の開催期間でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止による臨時休館が続いたため、会期を10月1日(金)~12月26日(日)に変更いたしました。


開催終了 特別展 会期:2021-10-01 (金) 〜 2021-10-25 (月)

三つ巴紋の紅型衣裳/琉球漆器の様々な技法

 特別展示室では、毎月「国宝 琉球国王尚家関係資料」の美術工芸資料および文書資料とともに、王国時代の美術工芸品をご紹介しています。


 10月の美術工芸資料は、染織資料は尚家資料から『三つ巴紋の紅型衣裳』をご紹介します。
 今回ご紹介する紅型衣裳は、尚家の家紋である左三つ巴(ヒジャイグムン)が全面に染められています。
 色違いの3点の衣裳は、いずれも最後の琉球国王尚泰(しょうたい)が好んだ衣裳と伝えられています。


 また調度品は『琉球漆器の様々な技法』と題して、尚家資料と伊江家資料、横内家資料から王国時代に製作された琉球漆器をご紹介します。
 琉球での漆器製作は、15世紀には技術が確立され、16~17世紀に螺鈿(らでん)・箔絵(はくえ)・沈金(ちんきん)技法が発達しました。また、18世紀には高温多湿の気候を生かして独自の堆錦(ついきん)技法が発達しました。これらの様々な技法で製作された漆器をご紹介します。


 文書資料は、『伊江御殿家資料』と題し、一昨年に国指定重要文化財となった伊江御殿家資料から、辞令書、履歴などの古文書と書跡をご紹介します。
 伊江御殿家は琉球王家の血筋を引く上級士族で、王国時代は摂政(せっせい)など首里王府の重職を務めた名家です。
 伊江御殿家伝来の文書・記録類は、家譜、職歴関係記録や辞令書、生子証文(出生届)、口上覚など多岐にわたり、当時の上級士族の生活を垣間見ることができるたいへん貴重な資料群です。
 中でも、今回展示している「首里之詔(辞令書)」は、地頭職などの重要な役職に任命された際に王府から下された格の高い文書で、王府の印である「首里之印」が2か所に押されています。伊江御殿家にはこの「首里之詔」が25通も伝来しており、いかに王府の重職を担っていたかをうかがい知ることができます。 


 『伊江御殿家資料』は、8月に展示しましたが、緊急事態宣言延長に伴う休館のため皆様のお目にかけることが出来ませんでしたので、今月再び展示する事になりました。


 王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をどうぞご覧ください。


開催終了 常設展 会期:2021-09-03 (金) 〜 2021-09-29 (水)

鳥の文様の紅型衣裳/王家の宝剣Ⅲ・治金丸

特別展示室では、毎月「国宝 琉球国王尚家関係資料」の美術工芸資料および文書資料とともに、王国時代の美術工芸品をご紹介しています。


9月の美術工芸資料は、染織資料は尚家資料から『鳥の文様の紅型衣裳』をご紹介します。

 紅型の文様に登場する鳥には、鳳凰(ほうおう)、尾長鳥(おながどり)、鶴(つる)、燕(つばめ)などがあり、今回展示している衣裳には、鶴と尾長鳥が描かれています。
 いずれも縁起の良い吉祥文(きっしょうもん)として親しまれている鳥で、色とりどりの鳥たちが衣裳の中を生き生きと飛び交う様子が描かれています。

また7月から9月にかけて、『王家の宝剣』と題し、毎月月替わりで尚家に伝来する刀剣を1口ずつ公開します。
9月にご紹介する「黒漆脇指拵(号 治金丸)」は、宮古島の有力者、仲宗根豊見親(なかそねトゥユミャ)が発見し、尚真王へ献上した刀です。
琉球の歴史書『球陽(きゅうよう)』によると、ある時、夜毎に宮古島平良の北にある務田川(ムタガー)に大きな音と光があらわれ、人々は恐れおののいていましが、仲宗根豊見親がその場所を訪れると、音と光が止み、剣が落ちているのを見つけました。彼は驚いてこれを持ち帰り、珍しいものだと家宝にして大事にしました。その後仲宗根豊見親には良いことが続いたため、これを広く国の為に役立てようと、尚真王へ献上しました。その刀が、治金丸です。

文書資料は、治金丸に関連し、『史料にみる治金丸』『治金丸と宮古・八重山』と題して、治金丸が尚真王へ献上された記録と、治金丸の背景にある首里王府による宮古・八重山への勢力拡大についてご紹介します。

刀剣3口は、昨年度は新型コロナウィルス感染拡大により公開中止となったため、2年ぶりの公開です。なお、次年度は他館へ貸し出す予定があるため、当館での展示はありません。次回の当館での公開は令和5年度となります。

また、『王家の宝剣』特別公開を記念して、PCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とのコラボレーションが実現しました。会期中は当館入り口(無料区域)に刀剣男士の等身大パネルを刀剣展示にあわせて1体ずつ設置いたします。等身大パネルは写真撮影が可能です。

王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をどうぞご覧ください。