沖縄国際海洋博覧会(略称:海洋博)は1975年7月20日から1976年1月18日の約6か月間にわたり、本部半島を会場に開催されました。
今回の企画展では、あの頃にタイムスリップして海洋博の魅力を紹介し、海洋博が望ましい未来=現代へ残したものとは何だったのかを振り返ります。
7月の美術工芸資料は、染織資料から『空色地の紅型衣裳』をご紹介します。
調度品は、『尚家の嫁入り道具~神山家旧蔵資料~』と題して、尚泰の子女、八重子が神山家に嫁入り道具として持参したと伝わる漆器や染織品を紹介します。
文書資料は、進貢船と接貢船についての資料を紹介します。
玉冠は皮弁冠や玉んちゃーぶいとも呼ばれ、冊封【国王の即位儀礼)や正月儀式など国の重要な儀式の際に、中国皇帝から贈られた衣装とともに国王の正装として用いられた。表面には黒縮緬が貼られて、さらにその上に金糸の帯が12筋縫われ、各金筋には24個ずつ金や銀、珊瑚、水晶など7種類の玉が合計288個、鋲でとめられている。金簪には王の象徴である龍の文様が表されている。
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