企画展示室で開催予定。
歌三線の歌聖と呼ばれた金武良仁と、戦前戦後を通じて組踊の研究と普及に努めた金武良章親子。金武家は「金武殿内」と呼ばれる修理の上級士族の家柄です。本展示会では、尚順男爵から金武良仁へ送られた幻の三線『壱石』をはじめ、金武良章が使用した衣裳、東恩納寛惇による書など那覇市に寄贈された金武家伝来品の数々を展示します。
玉冠は皮弁冠やタマンチャーブイとも呼ばれ、冊封(国王の即位儀礼)や正月儀式など国の重要な儀式の際に、中国皇帝から贈られた衣装とともに国王の正装として用いられた。表面には黒縮緬が貼られて、さらにその上に金糸の帯が12筋縫われ、各金筋には24個ずつ金や銀、珊瑚、水晶など7種類の玉が合計288個、鋲でとめられている。金簪には王の象徴である龍の文様が表されている。
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