1月は尚家資料の染織品から『花模様の紅型衣裳』をご紹介します。
調度品は、『朱漆の漆器』をご紹介します。
新年にふさわしい華やかな衣装や、漆器類をぜひご覧ください。
「王朝文化と都市の歴史」をテーマに那覇市にゆかりのある方々より寄贈された染織品や漆器、書画などの美術工芸品や家譜などの史料を通して、近世・近代の首里・那覇の歴史と文化を紹介しています。
今回は、「戦前の沖縄観光とウトゥイムチ(おもてなし)」と題して、松竹梅や鶴亀などおめでたい模様を施した華やかな琉球漆器などを紹介しています。
また、戦前の沖縄観光について、観光コースや沖縄土産、観光としての辻遊郭などをご紹介しています。
玉冠は皮弁冠や玉んちゃーぶいとも呼ばれ、冊封【国王の即位儀礼)や正月儀式など国の重要な儀式の際に、中国皇帝から贈られた衣装とともに国王の正装として用いられた。表面には黒縮緬が貼られて、さらにその上に金糸の帯が12筋縫われ、各金筋には24個ずつ金や銀、珊瑚、水晶など7種類の玉が合計288個、鋲でとめられている。金簪には王の象徴である龍の文様が表されている。
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