今月の特別展は、尚家資料から「朧型の紅型衣裳」をご紹介します。
調度品と文書資料は、3月4日のさんしんの日にちなんで、当館所蔵の三線や胡弓、尚家資料から工工四や川平家資料をご紹介します。
常設展示では「王朝文化と都市(まち)の歴史」をテーマに士族の履歴を記録した家譜や、首里王府の行政文書、美術工芸品を通して、中世~現代の首里・那覇の歴史と文化を紹介しております。
今回は、市の指定文化財「高宮城村地籍図」と、3月19日に新市場としてオープンする牧志公設市場の資料をご紹介します。
玉冠は皮弁冠や玉んちゃーぶいとも呼ばれ、冊封【国王の即位儀礼)や正月儀式など国の重要な儀式の際に、中国皇帝から贈られた衣装とともに国王の正装として用いられた。表面には黒縮緬が貼られて、さらにその上に金糸の帯が12筋縫われ、各金筋には24個ずつ金や銀、珊瑚、水晶など7種類の玉が合計288個、鋲でとめられている。金簪には王の象徴である龍の文様が表されている。
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