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年の初めの錦絵展 Part2 ~琉球でみる江戸文化の華~

開催終了 企画展

年の初めの錦絵展 Part2 ~琉球でみる江戸文化の華~

~琉球で見る江戸文化の華~

会期:2015-01-07(水) ~ 2015-03-18(水)

 那覇市歴史博物館では、昨年1月に「年の初めの錦絵展」を開催し、たいへんご好評をいただきました。今年も年明けから第2弾をお送りいたします。
 錦絵は浮世絵とも呼ばれ、多くの色で刷られた木版画のことです。葛飾北斎らが活躍した江戸後期が最盛期として有名ですが、明治以降になってもなお鹿鳴館や西南戦争などの社会的な出来事や流行を知らせるメディアとして、庶民の間では現在の新聞やテレビのような役割を果たしていました。
 今回の企画展では、『真美人』全36枚をはじめ、美人画の錦絵を中心に紹介するとともに、「琉球」を描いた錦絵、東州斉写楽の復刻版の錦絵などを展示します。
 新春を彩る華やかな江戸文化をご覧ください。

 

真美人 ~花咲ける明治美人~

錦-238 真美人十二+s明治期に活躍した絵師、楊洲周延(1838~1912)の代表作の一つに、明治の美女たちを描いた『真美人』のシリーズがあります。
 明治期の女性の服装はまだ和装が一般的ですが、そこに新しく入ってきた舶来小物を組み合わせる和洋折衷のファッションが流行しました。こうしたリボンや指輪などの西洋の小物を和装に取り入れて楽しみ、流行の先端をいったハイカラな明治美人の姿をご紹介します。

 

レディへの道 ~明治マナースクール~

錦-045,141,142 女礼式ノ図 明治期に流行した錦絵のひとつに、女性の礼式(礼儀作法)を描いたものがあります。
 淑女のたしなみとして、様々な礼儀作法を身につけることは重要なことでした。これらをわかり易く、美しい図版として出版した錦絵は女性たちの間で好評を博しました。マナーレッスンに励む明治美人たちの姿をご覧ください。

 

江戸 meets 琉球 ~印刷された琉球~

949 江戸時代末期には、「琉球」を描いた錦絵や版本が多数出版されました。
 特に有名なのは葛飾北斎が描いた「琉球八景」で、琉球に来た中国の使者が描いた絵を参考に、北斎が描きました。
 また、江戸にやってきた琉球使節などの姿も描かれています。
 江戸の人々は遠い国・琉球をどのように見て、どのように描いたのでしょうか。

 

このほかにも、「明治のアイドルたち」「美女たちと四季めぐり」などをご紹介します。

 

 

ご来館の皆さまにもれなく錦絵ポストカードをプレゼント

※3枚組みで8種類あります
※1回のご来館につきお1人様1組進呈
※数に限りがあります
※昨年の企画展「年の初めの錦絵展」で配布したものと同じ内容です