緋色地枡形菱繋文様花織芭蕉衣裳
ひいろじますがたひしつなぎもんようはなおりばしょういしょう
概要
王族の少年が着用したと思われる、芭蕉の花織(浮織の一種。部分的に地組織から浮かせて模様を織りだす織物技法で浮かせて出来た模様が花のように見える)衣裳。芭蕉を鮮やかな緋色に染め、升形と菱形を花織で表している。高貴な緋色は光学調査によるとベニバナによる染色とされる。繊維の堅い芭蕉で花織を織るのは高度な技術が必要であり、鮮やかな色づかいと共に王家ならではの衣裳である。
資料群 | 国宝・琉球国王尚家関係資料 |
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資料コード | 05000058 |
サイズ | 身丈119.2 裄51.8 袖丈59.3 袖幅19.0 衿長103.7 衿幅13.0 |
制作年代 | 18~19世紀 |
点数 | 1 |