概要
女性用で冬物の袷衣裳。綿御衣(ワタンス)と呼び、ドゥジンとカカンの上から羽織って着用する。表地と裏地で異なる型紙で染められた紅型が使用されている。表地は空色地に二種類の型紙を用いて染める朧型と呼ばれる技法で、菱形を連ねた模様の菱繋ぎ、梅、紅葉、松、鳥などが墨による手書きの線も加えながら施されている。裏地は桃色地に紅葉や小花が配されている。
資料群 | 国宝・琉球国王尚家関係資料 |
資料コード | 05000012 |
サイズ | 身丈135.5 裄70.5 袖丈51.5 袖幅32.0 衿長115.8 衿幅15.7
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制作年代 | 18~19世紀 |
点数 | 1 |