特別展示室 6月の展示が始まりました
特別展示室では、毎月「国宝 琉球国王尚家関係資料」の美術工芸資料および文書資料をとおして、琉球国王尚家の歴史と王国時代の遺物をご紹介しています。
今月は、尚家資料から御絵図(みえず)柄の衣裳をご紹介します。
「御絵図」とは、王国時代に描かれた織物の絵図(デザイン画)のことです。
王家が使用する織物を久米島や宮古、八重山に発注する際にこの絵図が使用されたといわれ、王国時代の織物デザインを伝える貴重な資料です。
尚家に伝来した「御絵図帳」には、様々なデザインの絵図が貼り付けられています。
今回は、この絵図を参考に織られたとみられる尚家に伝来した絣の衣裳と、御絵図帳を展示します。
調度品は、先月に引き続き「美御前御揃(ヌーメーウスリー)」をご紹介します。
文書資料も先月に引き続き、「尚育様御元服日記」、「尚育様御即位日記」、「冠船御礼式日記」、「尚泰様御即位日記」、「尚泰様御元服御草紙」、「冠船御礼式日記」をご紹介します。
詳しくはこちら→「御絵図(みえず)柄の衣裳/美御前御揃(ヌーメーウスリー)~王家の御道具」