お知らせ

特別展示室 4月の展示が始まりました

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本日より、特別展示室4月の展示が始まりました。

 

特別展示室では、毎月「国宝 琉球国王尚家関係資料」の美術工芸資料および文書資料をとおして、琉球国王尚家の歴史と王国時代の遺物をご紹介しています。

今月は尚家資料から、紋織の衣裳を紹介します。

尚家資料には織物の衣裳が15点あり、その内5点が紋織の衣裳です。いずれも厳選された素材を使用し、高度な技術を駆使した紋織の衣裳となっています。

調度品と文書は、先月から引き続き、当館所蔵の三線(さんしん)や工工四(くんくんしー)をご紹介します。

三線は14~15世紀頃に中国から伝わったといわれています。琉球では、海外からの賓客をもてなす場で演じられる歌舞音曲を担当するのは士族男子であったため、士族の教養として三線の習得が奨励されました。近代以降庶民の間にも広く根付き、人々の生活に溶け込んでいます。

今回は、当館所蔵の三線5丁と胡弓、尚家に伝わる工工四や、川平家資料の「歌道要法(かどうようほう)」、「琉歌言葉之仮名綴見合(りゅうかことばのかなつづりみあわせ」などをご紹介します。

 この機会に、ぜひお越しください。

 

詳しくはこちら→「紋織の衣裳/三線と工工四

 

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