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特別展示室 4月の展示が始まりました

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 特別展示室4月の展示が始まりました。

 

 今月は染織資料から、尚家の家紋である三ツ巴(ヒジャイグムン)紋が染められた紅型衣裳を紹介します。

 日本本土では家紋はその家の氏を表す重要なものですが、琉球ではその家の所有であることを示す道具紋としての意味合いが強く、風呂敷、文箱、衣裳箱などに使用されました。今回展示している三ツ巴紋の衣裳も、道具紋と同じような捉え方をしているものと思われます。

 

 また、3月から引き続き『三線と工工四(クンクンシ―)』と題して、当館所蔵の三線と胡弓、尚家に伝わる工工四をご紹介します。

 

 文書資料は、川平親雲上朝彬(ちょうひん)関連資料を紹介します。朝彬は、最後の琉球国王尚泰に仕え、野村安趙に歌・三線を師事した人物です。川平家資料より「歌道要法」、「琉歌言葉之仮名綴 見合(りゅうかことばのかなつづりみあわせ)」、「三線四種之調子音調之次第 外(さんしんよんしゅのちょうしおんちょうのしだい ほか)」をご紹介します。

 

 詳しくはこちら→「三ツ巴の紅型衣裳/三線と工工四

 

4月A3ポスター