お知らせ

特別展示室 12月の展示が始まりました

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今月は、『朧型の紅型衣裳/朱漆の漆器』をご紹介します。

衣裳は、尚家資料から朧型の紅型衣裳をご紹介します。朧型(おぼろがた)の技法は、糊置きや色差しの手間が通常の倍以上かかり、また技術的にも難しいため現在ではほとんど作られなくなりました。複雑で奥行きのある文様を、ぜひ間近でご覧ください。

調度品は先月に引き続き、朱漆の漆器をご紹介します。漆器の中でも朱漆に沈金で精緻な模様を隙間なく埋め尽くしたものは、王家や上級士族が用いた格式の高いものとされています。

尚家文書も、引き続き『異国船の来航』『僉議(せんぎ)』と題し、王国時代末期に琉球に到来した欧米諸国の異国船に対する王府の対応を記録した文書をご紹介します。

王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をどうぞお楽しみください。

 

 詳しくはこちら→『朧型の紅型衣裳/朱漆の漆器

 

12月A3ポスタ