仁斎書五言絶句「国正天心」
じんさい しょ ごごんぜっく
概要
仁斎は、義村朝義(1866~1945)の号。唐名は尚明徳。頑固党の領袖として知られる父義村朝明の二男。母は伊江王子尚健の長女真蒲戸金。首里赤平生まれ。馬術や空手をはじめ様々な武術を修行し、書画や琉球音楽を趣味とした。
国正しければ、その国の天子(帝王)の心はやすらかで、官は清く民は自ずと安らかとなる。妻が賢明であれば、その夫に災いが及ぶことは少なく、子がよく父母につかえて、父は常に心ゆるやかでひろい-国と家(家庭)のあり方を書したものか。
資料群 | 重要文化財・伊江御殿家関係資料 |
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資料コード | 05002140 |
資料形態 | 紙本 掛幅装 |
サイズ | 縦124.4 横36.0 |
制作年代 | 19世紀 |
点数 | 1 |