デジタルミュージアム

美術工芸・民俗資料
当館所蔵の美術工芸品や民俗資料(現物資料)。個人からの寄贈が多数を占める。

尚健書対句「風清雲静」
しょうけん しょ ついく

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概要

 伊江王子尚健(1818~1896)は尚灝王の五男として出生。後に伊江家の嗣子(養子)にむかえられて第十一代当主となる。明治6年(1873)には維新慶賀使の正使として東京に派遣された。落款に「中山正使」とあるのが、東京に派遣された際に書したものであろうか。
 「風は清く雲は静かにして、山のごとく高く水のごとく長し」-ある人物の心事の潔白さと功績や徳望の高さを称えているかのような詩句である。

資料群重要文化財・伊江御殿家関係資料
資料コード05002139
資料形態紙本 掛幅装
サイズ縦113.5 横30.5
制作年代19世紀
点数1