デジタルミュージアム

美術工芸・民俗資料
当館所蔵の美術工芸品や民俗資料(現物資料)。個人からの寄贈が多数を占める。

金装宝剣拵(号 千代金丸)
きんそうほうけんこしらえ(ごう ちよがねまる)

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概要

 尚家伝来の刀剣。琉球の歴史書『球陽』によれば1416年に中山王との戦いに負けた山北王がこの刀で自害したとされる。
 刀身は平造りで無銘。刃文などから日本製と思われる。鞘は金板で覆われ、琉球で製作されたと思われる柄頭は、菊文と「大世」の2文字が彫られている。片手打ちの柄など、日本刀の形式とは異なる独特な造りである。

資料群国宝・琉球国王尚家関係資料
資料コード05000083
サイズ拵 総長92.1
刀身 刃長71.3 茎11.1 全長82.4
制作年代拵16~17世紀 刀身16世紀
点数1