特別展示室 2月の展示が始まりました
本日より、特別展示室2月の展示が始まりました。
今月は、尚家資料から「雪が描かれた紅型衣裳」をご紹介します。
亜熱帯性気候で一年を通じて温暖な沖縄では、雪はほとんど降りません。
しかし琉球王国時代の紅型衣裳の中には、文様化された雪が描かれているものがあります。不思議ですね。
その不思議な謎が、実際の季節感などから離れた、自由な組み合わせや色づかいといった特徴に表れています。ぜひ間近でご覧ください。
調度品は、先月から引き続き「首里那覇鳥瞰図屏風」と、「朱漆芭蕉万年青文沈金堆錦衝立」をご紹介します。
文書資料も先月に引き続き、修理を終えた資料を展示しています。
王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をぜひご覧ください。
詳しくはこちら→「雪が描かれた紅型衣裳/首里那覇鳥瞰図屏風/沈金・堆錦の漆器」