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毛廷章書「瑞雲」
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毛延章(登川里之子安泰 1817~1838)は、首里の毛氏九世文魁(大工廻親雲上安祥)の長男。道光8年(1828)に謝恩使の楽童子として江戸に上った人物。「瑞雲」はめでたい雲の意。本紙には、銀泥や金泥で瑞雲、花、吉祥文が描かれており、書の内容に合わせて用いられたものであろう。 楽童子は、琉球国の国王や将軍の代替わりに際し、慶賀・謝恩使節(江戸上り)の役職のひとつで、士族の名家の師弟が勤めた。将軍や大名の御前で中国や琉球音楽の演奏や舞踊をはじめ揮毫や茶道などのお披露目も行った。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資料名 | 毛廷章書「瑞雲」 |
| 資料コード | 5002143 |
| 指定区分 | 重要文化財 |
| 資料名ヨミ | もうていしょう しょ 「ずいうん」 |
| 資料形態(工芸品) | 紙本 掛幅装 |
| サイズ | 縦125.6 横57.4 |
| 制作年代 | 19世紀 |
| 点数 | 1 |