特別展 11月の展示が始まりました
今月は、尚家伝来の王装束をご紹介します。
琉球国王の最高礼服で国内の重要な行事や中国との儀式の際に着装した唐装束をはじめ、
8点の王装束を展示します。
伝来の品は、現存する唯一の琉球国王の装束として、重要な歴史資料です。
調度品は「朱漆と沈金の漆器」をご紹介します。
琉球での漆器製作は15世紀頃から始まり、16~17世紀に螺鈿(らでん)・箔絵(はくえ)・沈金(ちんきん)など様々な技法が発達しました。
漆器の中でも朱漆に沈金で緻密な模様を隙間なく埋め尽くしたものは、王家や上級士族だけが用いた格式の高いものとされています。
文書資料も琉球国王の衣裳に関係する文書をご紹介します。
王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をぜひご覧ください。
詳しくはこちら→「琉球国王の衣裳/朱漆と沈金の漆器」