概要
女性用で冬物の紅型袷衣裳。袷衣装とは裏地をつけて仕立てた着物。表はかわいらしい桃色地で、貝や藻が描かれ、裏には紫色地に日本の古典的な文様である卍型をななめにつなげた連続模様の紗綾形と桜、紅葉、扇が施されている。衣装の衿部分を外側へ折り返すことで、裏地が表に見えて色と柄のコントラストが生じる、琉球衣裳の特徴が生かされた衣裳である。
資料群 | 国宝・琉球国王尚家関係資料 |
資料コード | 05000009 |
サイズ | 身丈124.5 裄64.7 袖丈34.0 袖幅29.5 衿長108.0 衿幅13.5 |
制作年代 | 18~19世紀 |
点数 | 1 |