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【特別展】王家の芭蕉布/王家の宝剣

開催終了 特別展

【特別展】王家の芭蕉布/王家の宝剣

会期:2024-10-04(金) ~ 2024-10-28(月)

琉球王国時代、芭蕉布の衣裳は王家、士族から庶民まで幅広い層で着用されていました。
士族の男性は、首里城登城の際の正装衣裳として、絹糸と見紛う程細く紡いだ芭蕉糸で織りあげた黒い芭蕉布の衣裳を身に付けました。庶民は年間を通じて目の粗い芭蕉の生成り色の衣裳を着用しました。
一方で王家では、黄や赤など様々な色に染め、絣(かすり)模様や浮織(うきおり)模様をほどこした、華やかな芭蕉の衣裳を着用しました。

尚家伝来の刀剣は先月に引き続き「号 千代金丸(ちよがねまる)」、「号 治金丸(じがねまる)」、「号 北谷菜切(ちゃたんナーチリ―)」の王統の伝承に彩られた宝刀三口を展示しています。

また、治金丸の逸話について記されている「琉球国旧記」、宝刀の鞘袋などの関連資料を展示しています。

貴重な王国時代の美術工芸資料と、王家伝来の古文書をご覧ください。

主な展示品

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黄色地経縞枡形文様絣芭蕉衣裳 (きいろじたてしまますがたもんようかすりばしょういしょう)

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桃色地経縞絹芭蕉衣裳 (ももいろじたてしまきぬばしょういしょう)

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緋色地枡形菱繋文様花織芭蕉衣裳 (ひいろじますがたひしつなぎもんようはなおりばしょういしょう)

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金装宝剣拵(号 千代金丸) (きんそうほうけんこしらえ(ごう ちよがねまる))

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黒漆脇差拵(号 治金丸) (くろうるしわきざしこしらえ(ごう じがねまる))

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青貝微塵塗腰刀拵(号 北谷菜切) (あおがいみじんぬりこしがたなこしらえ(ごう ちゃたんナーチリー))

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