展示案内

展示会一覧

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開催終了 企画展 会期:2017-11-03 (金) 〜 2017-12-26 (火)

那覇市・真和志市合併60周年記念展「大真和志~戦後の発展と合併で消えた町~」

2017年は、1957年12月17日に真和志市と那覇市が合併してから60年目の節目にあたります。節目の年を記念して、真和志地域の成り立ち・変遷、歴史・文化等について紹介します。

現在の那覇市域は、かつては、那覇市、首里市、小禄村、真和志市の3市1村の行政地域に分かれていました。
これらの地域が、1954年9月に首里市・小禄村が那覇市に編入合併をして、「新那覇市」となりました。
この時、真和志市は那覇市との合併を見送ったので、「真和志は後回し(まわし)」といわれたものでした。
今回の企画展では、当時、沖縄県第二の都市であり、現在では数多くの那覇市民が暮らしているかつての真和志地域の歴史を紹介します。


開催終了 特別展 会期:2017-11-03 (金) 〜 2017-11-29 (水)

神猫図

今月は、那覇市歴史博物館所蔵横内家資料の中から「神猫図」をご紹介します。

「神猫図」山口宗季(呉師虔)筆/那覇市歴史博物館所蔵(横内家資料)
山口宗季(唐名:呉師虔 1672~1743)は、琉球絵画の第一人者で、王府内で美術工芸品の図案や製作を担当した貝摺奉行所を中心に活躍した絵師として知られています。中国に留学して福州(現在の福建省)で孫億(1638~没年不明)らに学び、淡い彩色を生かした花鳥画を得意としました。
本図は、夜の闇に浮かび上がる神猫が、毛先の一本一本までもが繊細な筆致で描かれ、その神性を存分に表現しています。


開催終了 特別展 会期:2017-09-01 (金) 〜 2017-10-04 (水)

水色地の紅型衣裳

今月は尚家資料から、水色地の紅型衣裳を紹介いたします。


開催終了 特別展 会期:2017-09-01 (金) 〜 2017-10-04 (水)

王家の宝刀

尚家資料には、3口の刀剣があります。
刀身はすべて無銘で、日本製であり、室町時代の作とみられています。
これらの刀剣は、それぞれが琉球王国の第二尚氏に関わる様々な伝承を持ち、王国の長い歴史と共に生き続けてきた証人ともいえます。

今年はこれらの刀剣3口を、一挙にご紹介します。
すべての刀剣が同時に展示される事はなかなかありませんので、どうぞこの機会をお見逃しなく。


開催終了 企画展 会期:2017-09-01 (金) 〜 2017-10-30 (月)

琉球・沖縄のイッピン~沖縄コレクター友の会展~

現在沖縄で活躍するコレクターの皆さんが秘蔵する、琉球・沖縄にまつわるイッピン(一品・逸品)を展示し、普段目にすることができない「お宝」資料の数々を紹介します。


開催終了 特別展 会期:2017-08-04 (金) 〜 2017-08-28 (月)

小柄の紅型衣裳/王国の漆工芸技術~堆錦の漆器~

 今月は尚家資料から、小柄の紅型衣裳を紹介いたします。

また、調度品は尚家資料・伊江家資料・大里家資料・翁長良明氏資料から堆錦の漆器を紹介いたします。

王国の精緻な漆工芸をお楽しみください。






開催終了 特別展 会期:2017-07-01 (土) 〜 2017-08-02 (水)

縞と絣の夏衣裳/王国の漆工芸技術~堆錦の漆器~

今月は尚家資料から、縞と絣の夏衣裳を紹介いたします。

また、調度品は尚家資料・伊江家資料・大里家資料・翁長良明氏資料から堆錦の漆器を紹介いたします。

王国の精緻な漆工芸をお楽しみください。





開催終了 特別展 会期:2017-05-26 (金) 〜 2017-06-27 (火)

白地の紅型衣裳/王国の漆工芸技術~伊江家・神山家の漆器~

 今月は尚家資料と福地家資料から、白地の紅型衣裳を紹介いたします。

 尚家資料として伝来している紅型(びんがた)衣裳42領のうち、15領が白地の衣裳であり、もっとも多い割合となっています。
 紅型の特徴は、その色使いにあり、赤、黄、青、緑など鮮やかな原色同士が組み合わされながらも、太陽の下に咲く南国の花のような気品と生命力が感じられます。これらの色が一番美しく映える背景として、白という地色が選ばれたものと考えられます。
 また、美しく白地を残し、色彩を際立たせるために、紅型職人たちは糊置きや色差しなどの各工程で細心の注意を払って染め上げました。白地の紅型衣裳は、職人が高い技術と熟練の技で、手間をかけて作り上げた特別なものでした。

 
 また、調度品は伊江家・神山家の漆器をご紹介します。
 伊江(いえ)家は第四代尚清(しょうせい)王の第七子尚宗賢(しょうそうけん)(朝義)を祖とする由緒ある家柄で、代々伊江島の惣地頭(そうじとう)を勤めたことから、伊江按司を称していました。伊江家が所蔵していた調度品には、王国時代に高い漆工芸技術を駆使して作られ、献上品として国外へ贈答されたものと同型の精緻な漆器がみられます。
 神山(かみやま)家資料は、琉球国最後の国王尚泰(しょうたい)の娘・八重子が首里士族の神山家に嫁いだ際に婚礼道具として持参したものです。鮮やかな朱塗りに、尚家の家紋の左御紋(ヒジャイグムン)(左三ツ巴紋)が牡丹唐草と共に沈金で描かれ、王家の子女の持ち物らしい華やかなものとなっています。


 王国時代の精緻な美術工芸をお楽しみください。