那覇市内史跡・旧跡詳細
旧中城御殿跡(キュウナカグスクウドゥンアト)
琉球国王世子(せいし)の旧殿宅(でんたく)跡。尚豊(しょうほう)王代(1621~40年)に創建され、二百数十年間、世子殿の役割を担った。1875年に世子殿が龍潭(りゅうたん)の北側(旧県立博物館敷地)に移転すると、跡地は「下の薬園(シムヌヤクエン)」となった。1879年(明治12)の沖縄県設置後、1891年(明治24)に沖縄尋常中学校(おきなわじんじょうちゅうがっこう)(後の県立第一中学校)が置かれ、1945(昭和20)の沖縄戦後には、首里高等学校の校地となった。
所在 | 那覇市首里真和志町2-43 |
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分類 | 歴史 |
場所 | 旧首里 |
備考 | 2004年(平成16)3月設置。平成14年度世界遺産周辺整備事業。県道49号線「首里城前」交差点より県道50号線寒川通り徒歩約3分、首里高等学校前。 |