那覇市内史跡・旧跡案内

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大美御殿跡(ウフミウドゥンアト)

大美御殿跡(ウフミウドゥンアト)

 もとは尚清(しょうせい)王(1477~1526年、1487年即位)が世子(せいし)だった頃の別邸。1547年に増築し、首里城内の女性の休養・産所、また冠婚葬祭などの礼式を行う場所となった。
 1853年5月に来琉したアメリカのペリー提督一行が6月に首里城を訪問した際、大美御殿を摂政(せっしょう)邸と称して、宴会が催された。1879年(明治12)の沖縄県設置後、建物の一部に首里役所が置かれたが、明治後期に敷地・建物ともに払い下げられ、1925年(大正14)に県立第一中学校の運動場となった。
 沖縄戦後は、首里高等学校の校地として引き継がれている。

所在 那覇市首里真和志町2-43
分類 歴史
場所 旧首里
備考 2004年(平成16)3月設置。平成14年度世界遺産周辺整備事業。県道49号線「首里城前」交差点より県道50号線寒川通り徒歩約2分、首里高等学校前。