特別展示室 1月の展示が始まりました
特別展示室では、毎月「国宝 琉球国王尚家関係資料」の美術工芸資料および文書資料をとおして、琉球国王尚家の歴史と王国時代の遺物をご紹介しています。
衣裳はお正月にちなんでおめでたい松竹梅の衣裳をご紹介します。
松竹梅は吉祥や慶事の象徴として、祝いの席で詠われたり、調度品や晴着の衣裳の文様などに広く使われています。
鶴亀と並んで、もっとも人々に親しまれているめでたさのシンボルといえます。
調度品は、朱漆と沈金の漆器をご紹介します。
王国時代の漆器の中でも、朱漆(しゅうるし)に沈金(ちんきん)で緻密な模様を隙間なく埋め尽くしたものは、王家や上級士族だけが用いた格式の高い特別なものとされています。
文書資料は、国の重要指定文化財である伊江家御殿家資料をご紹介します。
王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をぜひご覧ください。
詳しくはこちら→「松竹梅の紅型衣裳/朱漆と沈金の漆器」