お知らせ

特別展示室 5月の展示が始まりました

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 特別展示室4月の展示が始まりました。

  今月は染織資料から、牡丹が描かれた衣裳をご紹介します。牡丹は、中国で古来より「百花の王」とされ、宮廷の庭に植えられ王侯貴族の花として尊ばれてきました。尚家伝来の衣裳にも、紅型や刺繍で牡丹を描いた衣裳が数着あります。華やかな衣裳をぜひご覧ください。

 調度品は、黒漆と螺鈿の漆器をご紹介します。琉球での漆器製作は15世紀から始まり、螺鈿、箔絵、沈金、堆錦など様々な技法が発達しました。中でも螺鈿は、材料となるヤコウガイが琉球の近海で手に入る事もあり、17世紀頃から盛んに利用されるようになりました。

 また文書資料は、即位儀礼の資料をご紹介します。

 王国時代の貴重な記録と、精緻な美術工芸品をどうぞご覧ください。

 

   詳しくはこちら→牡丹が描かれた衣裳/黒漆と螺鈿の漆器

 

5月A3ポスター