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常設展示「福地家資料の世界」を公開中です

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 琉球王国時代の文書や衣裳などを那覇市に寄贈いただいた福地家は、王国時代の那覇士族の家柄です。

 福地家は那覇士族が任職する事ができる最高職の「御物城(オモノグスク)」を勤めるなど、当時那覇で有力な家で、王国時代の貴重な文書類が多数伝えられました。職務日記や公的日記、門中の祭祀に関する記録、他にほとんど例のない私的な日記など、那覇・沖縄の歴史をひもとく上で重要な遺産です。

 また、王国時代の色鮮やかな衣裳や陶器・漆器などの調度品類も数多く残され、往時の士族層の豊かな暮らしぶりをうかがい知ることが出来る貴重な資料群となっています。

 

福地家資料の世界