デジタルミュージアム

美術工芸・民俗資料
当館所蔵の美術工芸品や民俗資料(現物資料)。個人からの寄贈が多数を占める。

黒漆脇差拵(号 治金丸)
くろうるしわきざしこしらえ(ごう じがねまる)

大きい画像で見る

概要

 尚家伝来の刀剣。琉球の歴史書『球陽』によれば、1522年に宮古島の仲宗根豊見親(なかそね とぅゆみゃ)が尚真王に献上した刀とされる。
 拵と刀身は日本製。刀身は平造りで無銘。鞘は黒漆塗り、柄は黒漆塗りに鮫皮がほどこされている。小柄には瑞雲文様が表されている。

資料群国宝・琉球国王尚家関係資料
資料コード05000084
サイズ拵 総長73.6
刀身 刃長53.8 茎12.5 全長66.3
制作年代拵17世紀 刀身15世紀
点数1