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松竹梅の紅型衣裳/首里那覇鳥瞰図屏風/王国の漆工芸技術~沈金・堆錦の漆器~

開催終了 特別展

松竹梅の紅型衣裳/首里那覇鳥瞰図屏風/王国の漆工芸技術~沈金・堆錦の漆器~

会期:2018-02-02(金) ~ 2018-02-28(水)

今月は、尚家資料と福地家資料から松竹梅の紅型資料を紹介します。

また、調度品は伊江家と首里那覇鳥瞰図屏風、漆器は大里資料の「朱漆芭蕉万年青文沈金堆錦衝立」を紹介いたします。

「首里那覇鳥瞰図屏風」は、首里から那覇の風景を描いています。このような上空から見下ろす形で描いた絵を、空を飛ぶ鳥の目線から描いた図という意味で「鳥瞰図(ちょうかんず)」と呼びます。
 よく見ると、右上の首里城本殿には鶴が描かれた簾(すだれ)がかけられています。これは王国時代の首里城の正月飾りで、正月の様子を描いた風景という事が分かります。
 「朱漆芭蕉万年青文沈金堆錦衝立」は、片面が芭蕉、片面が万年青の文様で、芭蕉の面の上空に鳥が飛び雲が流れ、画面に奥行きを与えています。

王国時代の精緻な紅型衣裳、絵画、漆工芸をお楽しみください。

主な展示品

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黄色地鶴松竹梅紅葉文様紅型平絹袷衣裳(胴衣) (きいろじつるしょうちくばいもみじもんようびんがたひらぎぬあわせいしょう(ドゥジン))

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首里那覇鳥瞰図 (しゅり なは ちょうかんず びょうぶ)

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緑釉四方燭台 (りょくゆうしほうしょくだい)

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黄色地鶴松竹梅紅葉文様紅型平絹袷衣裳(胴衣)

首里那覇鳥瞰図

緑釉四方燭台