展示会詳細
開催終了
企画展
御絵図~琉球の織物デザイン~
会期:2018-01-06(土) ~ 2018-03-12(月)
「御絵図(みえず)」とは、琉球王国時代に描かれた絣織物の絵図(デザイン画)のことです。織り上がりと同じになるように模様が和紙に描かれ、デザイン画としても非常に美しいものになっています。王族が使用する織物を久米島や宮古、八重山に発注する際にこの絵図が使用されたといわれ、王国時代の織物デザインを伝える貴重な資料です。
那覇市歴史博物館には、尚家から寄贈された「御絵図帳」7冊が所蔵されており、大小様々な御絵図366点が貼り付けられています。平成28年度に全7冊の修理が完了し、美しくよみがえった御絵図帳とともに、琉球の織物デザインについて紹介します。
ギャラリー文化講座 | ■1月13日(土)14:00~16:00 「沖縄県立博物館・美術館所蔵の御絵図について」 講師:與那嶺 一子 (沖縄県立博物館・美術館学芸員) ■2月10日(土)14:00~16:00 「現存する最古の琉球絣織物・徳川綱誠所用縞麻羽織について」 講師:柳 悦州 (沖縄県立芸術大学附属研究所教授) ■2月24日(土)14:00~16:00 「那覇の絣織物・小禄クンジーと御絵図の関係について」 講師:新田 摂子 (沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員) ※観覧料(350円)が必要です。予約不要。 |
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学芸員による展示解説会 | 1月27日(土)14:00~14:45 3月10日(土)14:00~14:45 担当:山田 葉子(当館学芸員) ※観覧料(350円)が必要です。予約不要。 |