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開催終了 特別展

神猫図

会期:2016-11-12(土) ~ 2016-11-30(水)

那覇市歴史博物館所蔵の横内家資料の中から、神猫図を紹介します。

「神猫図」山口宗季(呉師虔)筆/那覇市歴史博物館所蔵(横内家資料)
 山口宗季(唐名:呉師虔 1672~1743)は、琉球絵画の第一人者で、王府内で美術工芸品の図案や製作を担当した、貝摺奉行所を中心に活躍した絵師として知られています。中国に留学して福州(現在の福建省)で孫億(1638~没年不明)らに学び、淡い彩色を生かした花鳥画を得意としました。
 本図は、夜の闇に浮かび上がる神猫が、毛先の一本一本までもが繊細なタッチで描かれ、その神性を存分に表現しています。