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収集50周年記念 當銘正幸漆器コレクション展 「塗物の美らさ」

開催終了 企画展

収集50周年記念 當銘正幸漆器コレクション展 「塗物の美らさ」

会期:2017-01-07(土) ~ 2017-03-15(水)

 県内在住の衣裳・泡盛等の収集家である當銘正幸氏が長年かけて収蔵した琉球・沖縄に関する漆器の数々を一堂に紹介します。

 那覇市牧志で骨董店を営んでいる當銘正幸氏は、1966年(昭和41)25歳の頃、沖縄を訪れていた民具収集家の運搬の手伝いをしたことから、自身も沖縄の民具に興味を持ったといいます。それからは、沖縄本島のみならず県内離島へ赴き、民具を集めるようになったそうです。

 その後、當銘氏は収集の範囲を沖縄に関する焼物・染織物・漆器・泡盛(古酒)へと広げていき、現在では、沖縄では県内で有数のコレクションを持つコレクターの一人です。當銘氏は常々、自身のコレクションを「沖縄県民全てに見て頂き、県民としての誇りを持ってもらいたい」と力説します。

 現在、當銘氏の漆器コレクションの総数は300点余りに及び、県内外の博物館・美術館が所蔵する資料に勝るとも劣らない資料を始め、普段観ることができない資料も数多く含まれます。今回の企画展では、その中から選りすぐりの120点余りの漆器とその関連資料を展示します。

 この機会に當銘氏の「県民に見てもらいたい」との思いから収集した貴重な漆器資料の数々をご覧ください。