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開催終了 特別展

王家の黄色地衣裳 

会期:2015-05-01(金) ~ 2015-05-27(水)

 今月は、尚家資料の中から、黄色地の衣裳を3点ご紹介します。

 琉球では黄色地は「チールジー」とよばれ、王家のみが使用できる格の高い色として特別な意味を持っていました。
 輝くばかりの鮮やかな黄色は、石黄という高価な輸入色材や、鬱金、黄檗などの染料で染められました。
 また、布地は、上質な苧麻や芭蕉の他、絹の縮緬や、中国から輸入された綸子などの高級な素材が使われました。
 これらの黄色地の衣裳は、王国の公式行事の衣裳として、特別な時だけに着用されたと考えられています。

主な展示品

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黄色地牡丹尾長鳥霞文様紅型縮緬袷衣裳 (きいろじぼたんおながどりかすみもんようびんがたちりめんあわせいしょう)

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黄色地蘭菱文様綾衣裳 (きいろじらんひしもんようあやいしょう)

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黄色地流水鍵菱繋文様絣紬衣裳 (きいろじりゅうすいかぎひしつなぎもんようかすりつむぎいしょう)

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三彩三耳壺 (さんさいさんじこ)

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同時開催中の「尚家の宝刀」も是非ご覧ください。