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海洋博開催40周年記念 戦後の沖縄観光

開催終了 企画展

海洋博開催40周年記念 戦後の沖縄観光

~鎮魂からトロピカルアイランドへ~

会期:2015-08-01(土) ~ 2015-10-28(水)

 戦後の沖縄観光は、沖縄戦による戦死者の慰霊のための旅行団から始まり、アメリカの沖縄統治による免税の買い物が人気でした。40年前の1975年に開催された国際海洋博覧会(通称海洋博)以降は、沖縄の青い海に脚光が浴びるようになりました。
 展示会では、戦後の沖縄観光の変化の様子を紹介します。

主な展示品

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慰霊塔・記念碑/黎明之塔

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企業/復帰前のドルでショッピングを楽しむ観光客

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沖縄海洋博覧会開催

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 今年は、沖縄戦終結から70年、また、沖縄の本土復帰を記念して1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会(略称:海洋博)から40年の節目の年にあたります。

 戦後の沖縄観光は、沖縄に駐留する米軍へのお土産品作りから始まりました。1950年の朝鮮戦争では、沖縄の基地建設が強化され、日本本土から多くの企業、技術者等が入ってきました。彼らは南部戦跡などを周り、いち早く建立された「魂魄の塔」・「ひめゆりの塔」等に慰霊参拝しました。これがその後の本土からの慰霊訪問団、ドル時代の免税ショッピングに繋がります。そして、海洋博開催を機に、「青い海」に代表される南国情緒あふれる沖縄自体が、沖縄観光の目玉になっていきました。

 今回の企画展では、節目の年を記念して、「戦後の沖縄観光~鎮魂からトロピカルアイランドへ~」と題し、戦前の沖縄観光から現在に至る戦後の沖縄観光の変遷を、写真やモノ資料を中心に紹介します。