展示会詳細
開催終了
企画展
収集60周年記念 翁長良明コレクション展 沖縄への思い
会期:2014-11-01(土) ~ 2014-12-24(水)
那覇市内在住の翁長良明氏は、小学1年生の頃に、首里城跡周辺から古銭を拾って以来、今では琉球・沖縄に関するものは、何でも集めているといっても過言ではありません。
翁長氏は、復帰前の1970年(昭和45)から首里当蔵で「なるみ弁当」を開店し、2007年(平成19)まで続けていました。この間、古銭収集はもとより、壺屋焼などの陶器も集めるようになったといいます。現在では、琉球・沖縄に関するものは美術工芸品から、県産ビールの缶・ポスター、牛乳パック、黒糖の袋まで収集しています。くだらないものに見えても、集めれば、50年後、100年後には貴重な資料になるとの思いからといいます。
お店閉店後は、那覇市牧志の平和通りに「古美術 なるみ堂」を開業し、これまでに集めたものを販売しています。販売するものと自身のコレクションは全く別といい、販売するものは複数あるものなどで、自身のコレクションは沖縄の宝として、沖縄に残したいと強く語っています。
今回の企画展では、陶器や一部を除く翁長良明氏のコレクション展を開催します。翁長氏が「沖縄の宝は沖縄に」との思いから収集した貴重な品々を紹介します。
多岐に渡る蒐集資料の数々をご覧ください。
翁長良明氏によるギャラリートーク
11月8日(土) 14:00~16:00
収集のきっかけとその後の物語 -まぼろしの中山通宝を追いかけてー
11月22日(土) 14:00~16:00
作品の解説と収集秘話 -沖縄へのこだわりー
※予約は不要です
※観覧料が必要になります